シニアの結婚の場合、健康問題は避けて通れません。健康上どこにも悪いところがなく、はっぱ隊🍁(リンク先はyoutubeの動画です)のように、いやになるくらい健康だって人はそういないでしょう。残り時間が限られるからこそ、双方の健康状態を知り理解しておくのは大事なことだと思います。

 かくいう私も2年ほど前から気になる症状がありました。下腹部がなんとなく、しくしく痛むのです。最初はごくたまにだった症状が、だんだん頻度があがり、昨年末は毎晩デスクの前に座るとしくしく感じるようになってしまいました。

 もちろん放置していたわけではありません。一番怪しいのは婦人系の疾患なので、時期を開けて計3回いろいろ調べていただきましたが、とくになんともなく原因がわかりません。

 腸も怪しいかも・・・と思ってはいたんですが、検査といえば大腸カメラ(内視鏡検査)。周囲から色々話を聞いていたので、なかなか腰があがりませんでした。

 そんな中、あっという間に決まった結婚話。夫婦になれば、自身の体調は自分だけの問題じゃありません。ちゃんと調べないまま、結婚してすぐに入院だの手術だのなんていう事態は避けたいと思いました。

 でも、大腸カメラは、正直怖い。

 調べてみると、眠っている間に受けられる大腸カメラの検査があるらしいのです。実は胃カメラの方でも、眠っている間に終わるという検査を一度うけたことがありました。

 自分が行きやすい場所と日程のクリニックを早速予約。当日は、検診台で横向きになったあと、揺り起こされるまでまったく記憶がありません。本当に検査したの?と思うほど、何の違和感も残っていませんでした。

 ただ、予約を決めてから検査当日までの間に、いろいろネットで体験談など調べていると、こうした寝ている間に検査をする危険に対して強く主張されている医師の方の意見なども目にしました。最終的には、そうしたリスクとベネフィットを勘案し、自分自身で決めることになるのだと思います。

 幸いにして、検査結果も特に問題なく。それはそれでほっとしたんですが、じゃあ下腹部痛の原因はなんなのさ・・とふりだしに戻ってしまいました。(その後、よい方に展開はあるのですがそれはまた別の機会に)

 ほろみさんにも、問題なかったことを報告しました。とりあえずよかったねという話になったんですが、そのあとでほろみさんから衝撃の要求が。

「こんど、健康診断の結果をみせてね」 

 
 ほろみさんは、私から何も言わないのに自分の検診結果を、随分前に見せてくれていました。わたしは会社員なので、毎年、社命により健康診断を受けています。だから直近の検診結果をいつでも見せる用意はあるわけですが、そこに体重が載っている以上、つまびらかにするわけにはいきません。

 夫婦(になる)とはいえ、なんでもかんでも、白日の下にさらせばよいというものではないのであります。

 冒頭と言ってることが違いますが、まあ人生そんなものだということで。

 

おすすめの記事