わたしが某婚活サイト(以降、単にサイトと呼びます)に入会したのは、去年の10月下旬でした。

 以前にも一度入会していたことがあったので、勝手はわかっていて、活動期間は年末までの約2か月と漠然と決めていました。

 また別の機会でお話しますが、このサイトは婚活とは別の次元で、仲間としての共感性を味わえる居心地の良さがあり、ある種の中毒性があります。それだけに、いつまでも、コノ場所にいたくなってしまうのですが、そういうわけにもいきません。

 それに、日常生活とはかけ離れた、濃い心情のやり取りが続くので、良くも悪くも相当疲弊するのです。いわゆる婚活疲れというやつですね。そんなわけで、期間は2か月ときめて、一定の時間を割いて、この期間は真面目に向き合うことにしました。

 普段、濃い人間関係が苦手なわたしですが、ときおり(わたしをよく知る人たちが)驚くような行動を取ることがあります。今でもなんでこのとき再入会しようと思ったのか、自分でもよくわかりません。

 サイトに入会すると、怒涛の2週間がやってきます。新規会員の一覧にプロフィールが掲載されるので(載せない設定も可能です)、それを定期的にチェックしている異性会員からメッセージ(サイト内専用のメール)が何通も届くのです。 

 同士のような感覚でサイト友になった男性会員の方々から聞くと、男性の場合はそれほどでもないようですが、女性会員はわたしのようなアラ還でも、そこそこの数のメールが届きます。

 そして、2週間がすぎると、パタっと、本当にパタリとメッセージが途絶えます。(あくまでもわたしの場合)

「女性はたくさんメッセージがもらえていいですね」というようなことを言われることもありますが、この時期のメッセージには「よろしくお願いします」と1行だけのものや、新規女性会員にはとりあえずコンタクトをとる的なものもあるので、単純に数が多ければいいかというと、そこは微妙なのです。

 期間は2か月!などと勇ましいことをいってましたが、すでに2週間で撤退しようかなという気分に。とはいえ、もう少しだけ頑張ることにしました。「頑張る」という言葉を使う時点でだいぶ疲れてますよね☺。

 撤退の文字がちらつく中、週末の夜に男性会員のプロフィール検索をしていました(サイトのシステムや、どんな風にお相手をみつけてアプローチできるのかなどは、また別記事でお話しします)。

 検索のパラメータはたくさんあるので、ある程度の条件を入れないとたくさんの人がリストアップされて閲覧しきれません。わたしが設定したのは次の3つです。

①非喫煙者
②年齢 自分より-5歳 ~ +8歳
③体型 普通・やせ型

 年収とかどこにすんでるとか、家や車があるかとか、職業とか家族構成とか、人によって重要視する部分はかなり違います。年代によっても、条件の重要度は変わってくるでしょう。ただ、最初のドアは広く開けておかないと、せっかくの出会いを逃してしまうこともあると思うんです。

 上の3つの条件だけだと、それでも結構な人数がヒットするので、地域を変えながら検索してみました。

 その中に、ほろみさんがいました。

 

つづく

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