結婚指輪を買おうと決めた時のことです。

 ほろみさんの知り合いのジュエリーショップで、指輪を作ってもらう事になりました。わたしが関東、ほろみさんが西日本、お店はその中間ぐらいという状況で、指輪をオーダーしました。

 基本はラインと電話でのやりとりで、ショップの方が私に小さなカタログを郵送してくださって、その中から選ぶことになったのです。

 カタログから、材質・色・デザインなどを細かく指定できるようになっていて、『わたしたちだけの特別な指輪』感がにじみ出るような感じが新鮮でした。

 ひとつ驚いたのは、いまどきは、リングの内側に色々な意味を持つごく小さな石を埋め込むことができるんですね。すごいなーと思って職場の同僚に話すと、既婚者2人の指輪には同じように内側に石が埋め込んであるんです。びっくり!
 30代と40代の同僚なので、ずいぶん前からそういうオプションが普通にあったんですね。

 こうやって特別な指輪を選ぶというのはとても楽しいことなのですが、ひとつだけ心配なことがありました。普段からファッションリングとか指輪をする習慣がまったくないので、指輪のサイズがわからないのであります。

 単にサイズがわからないというだけでなく、締め付けられることなく自由奔放に育った左手薬指に、つける指輪があるのか・・と考えるだけで、そら恐ろしくなります。

 とはいえ、ぐずぐずはしていられません。覚悟を決めて某ア●ゾンで、こんなものを買ってしまいました。

 

 プロ仕様とうたわれている1号から28号までのリングゲージです。

 届いて早速一番大きい28号に指を通してみると、ゆるゆるです。自分の指が急に華奢になったような気分を一瞬味わいましたが、幻想だということはわかっています。このあと、無事に自分の指にあうサイズが何号なのか突き止めることができました。

 そのあと、おそるおそるカタログを見ると、標準仕様範囲の号数であることがわかり(ぎりぎりだけど)、胸をなでおろしました。だって規格外だと別料金が発生するんですよ。指が太いのでちょっと高くなりました・・なんて恥ずかしくて言えません。

 もっとも、ほろみさんの号数と一段階しか違わなかったので、注文時に微妙な空気になったのはここだけの話です😊。

 その後、無事に指輪が届き、二人きりで指輪交換の儀式も滞りなくすませることができました。これが実質、わたしたちの結婚式ということでしょうか。

 

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